2023-10-20
初襲来 オリーブアナアキゾウムシ
【むし注意】
奴だ、奴が来たんだ!
6年間平和だった有機オリーブ畑に、ついに奴が来ました。そいつの名は「オリーブアナアキゾウムシ」 オリーブの唯一といっていい天敵にして、有機栽培が困難な理由でもある奴は、うちのオリーブ畑には今まで出現しませんでした。
過去記事 オリーブアナアキゾウムシがでない オリーブの害虫 オリーブアナアキゾウムシ
しかし、2023年9月30日 まだ30度を超える残暑の中、奴が1号ほ場に来たのです。
奴が来ないとはいえ油断はせずに、株元は時々注意して見回りしていましたが、なんかおかしい…
株元におがくずが一杯。こ、これは・・・ 悪い予感で震えましたが、ドライバーでかき出してみました。このあと、むしが出てきますので、苦手なかたは離脱してください。
完全にやられています。幼虫を何匹も発見。
下はなんと成虫寸前のサナギ状態。このまま出てきたら被害が拡大するので危ないところです。木の画像でところどころ深い溝になってるところに幼虫から変態途上のサナギが複数いました。
さらに成虫も発見
1号ほ場で4本の被害があり、全ほ場をチェックしましたが他には被害なし。1号ほ場の見回りを強化し、10/20現在の累計で、成虫5匹を捕獲、幼虫50匹を捕殺しました。今のところ被害の拡大は抑えられているようです。被害のあった気もギリギリ枯れずに済みそう(冬の寒さが重なると厳しいかも)
まだ、対策などは試行錯誤なので、そちらは改めて記事にしてアップしたいと思います。天敵が現れた以上、畑仕事のやり方を大きく変える必要があるかもしれません。
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