2022-11-08

オーガニックオリーブ収穫搾油2022

2020年 収穫30kg 神奈川県のオリーブ農家に搾油依頼 オイル約1.5kg

2021年 収穫10kg 搾油機を購入したが少量すぎて搾れなかった

2022年 収穫100kg 自家搾油機で搾油 オイル約4kg

ついに、苦節5年(というほど苦労はしてないが自家製オリーブオイルが出来ました)

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10月下旬、知り合い5人にお声がけし私たち夫婦をあわせ7人で、簡単なレクチャーのあと朝8時から収穫開始。オリーブの収穫は初めての方が多く楽しんでやっていただきました。休憩1回をはさみ12時少しまでかかり、ルッカ15kg、ミッション85kgの計100kgを収穫。一人当たり収穫時速4kg。初めてにしては良いスピードで仕上げてもらいました。

ちなみに、あらあためて実感で理解しましたが、収穫人数集めがオリーブ農家の肝。新鮮なうちにオリーブを搾るには適切十分な人数を確保しなければなりませんが、その前提となる収量と収穫時速の予測は非常に難しい。ちなみに70kgを見越していましたが、一粒毎の重量が見込みより大きく100kgでした。収穫時間は想定通りだったので、収穫予測は粒数◯重量✕ということです。作業予測は数で考えるべきか。。。来年の課題です。

さて、食事もそこそこに午後は選果から

作業台にテーブルクロスを敷いて、木の枠を置きました。今年は炭疽病もなく楽な選果(除外0.2%)程度でした。そして、搾油機に10kgずつ投入し、破砕、撹拌していきます。鮮度が命のオリーブは収穫開始8時から6時間以内に搾油開始しました。

(撮影の為フタを開けていますが、普段は閉めています。)

上はマラキサーと呼ばれるパートで砕いたオリーブを撹拌してペーストするところ。オリーブはなぜか砕いただけではオイルがでず、30分ほど練り込む必要があります。この時間を適切にするには経験値が必要そう。

このペーストをデカンターと呼ばれる遠心分離パートに送り込み、オイルの比重の軽さを利用して抽出します。待つこと15分(めっちゃ緊張した。)

出たー。ついに来ました。うちの畑のオリーブから、うちで搾ったオーガニックオリーブオイル。ろ過前のフレッシュジュース状態で4.5kg出ました。

この後48時間放置し、澱を除いたあと、紙フィルターでろ過すると、残りは約4kg。搾油率は4%と低いものとなりましたが、その分品質は良い気がしています。その後瓶詰め、包装したら製品化となります。

 

 


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