2018-02-16

農業と補助金 遊休農地活用

農業を始めてみると、補助金という言葉をよく見聞きします。新規就農、農機具購入、加工場建設、無利子融資などなど、状況に応じてい色々な補助金があり、活用している方も多くいます。しかし、そんなに都合よく支給されるわけでは、もちろんない。例えば私のような新規就農者には、「農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)」という年間150万円を2年間に渡り無償支給される制度がありますが、1年間、農業大学校や先進農家で研修をすることが前提で、私のようにいきなり始めた無謀者は対象外となります。いい加減な人を抑制するためでしょうから、理屈はわかりますが、ちょっと残念。

そして、色んな補助金があるけれど、その情報は黙っていても飛び込んではこないものです。自分からググって調べて、窓口に聞かないとわからない。ビジネス社会としては当たり前ですが、行政は新規就農を促進してるので、親切に色々教えてくれるに違いない!、と思ってる人は要注意。正しくは「聞いたら親切に色々教えてくれる」です。黙っていて教えてくれるほど世の中甘くない。

そして、WEB上の情報や紙資料だけでは、全てはわからない。適用条件や、時期や申込方法は窓口まで問い合わせして見ないと分からないことが多いです。私はすべてWEBにアップして、申込まで出来るくらいでいいと思うのですが、あんまりニーズもないのかもしれません。メールをすると電話で回答が来る世界です。

さて、そうはいってもお世話なっている補助金もあり、それが、「南アルプス市遊休農地流動化促進事業奨励補助金制度」(長いくて暗記できん!)です。ざっくりいうと2年以上の遊休農地(ほぼ耕作放棄地と同義)を開墾して耕作再開すると、補助金が出るもので、1㎡✕30円+苗木代(上限あり)がいただけます。一見おいしそうな補助金ですが、開墾には重機レンタルや委託で、結構費用がかかるので結果は赤字。私の場合だと、全費用の1/3くらいがカバーできる感じ。それでも、もちろんありがたい話です。良いところは申請書類もそれほど大変ではなないし、市独自でやっているので相談しても「可」「不可」など回答が早いことです。県や国レベルのはもっと大変だと思う。

おそらく他の自治体でも独自の制度があったりするので、興味ある方はググることをおすすめします。ちなみに、南アルプス市の注意点は

① 事前着手しない。申し込んで市役所の確認後でないとダメ、かつ雑草を伸ばしておく。遊休農地どうかの判定は雑草の量で判定される。

② 年度に注意。予算が年度区切りなので、春植えの場合は3月末までに完了して報告書を提出するか、4月1日以降に着手する。

農業と補助金については、これからも関わりが多くなりそうなので、また書きたいと思います。


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