2018-05-22
新規就農者の草刈り
今朝、いつものようにオリーブの株元の草を取っていたら、となりの畑のおじさんに「草は大変だよね、草がなければ仕事が3分の1になる」と言われました。確かに、草むしりばっかりしてます。
農家にとって草刈りは頻度の高い仕事。効率的にやるために乗用草刈機や、トラクター耕起など機械で行うことが多いです。新規就農者にとって、必須なだけに出費がかさむ所です。
うちは草生栽培なので、できるだけ草を生やしますが、周辺の果樹農家は雑草がちょっと伸びるとすぐに乗用草刈機で刈っています。ある人が「まるで競争のように」と言ってましたが、確かに草があると恥ずかしいくらいの勢い。私は畑の中がボーボーな分、「放置してるわけじゃないですよ、草生なんです」とアピールするために、他の畑や道路と接する部分は、綺麗にする必要があります。
南アルプスへ移住する前に買った基本の刈払機。
これはこれで便利な機械ですが、周辺だけとはいえ、こいつで全部やるのはかなり時間がかかります。この辺りの果樹農家はほとんど乗用草刈機をもってますが、お値段は100万円近くします。どうしようかと思っていたら、いつもの先輩農家が、ハンマーナイフモアをメンテナンスの費用を私持ちで「自由に使っていい」と言ってくれました。ありがたく利用させていただくことに。
乗用ではないですが、自走なので勝手に刈ってくれます。年季が入ってますが、まだまだ元気。
ドコドコとエンジン音を響かせて勝手に草を刈りながら進んでくれます。方向転換は人力ですが、刈払機に比べればだいぶ楽! 当面こいつで何とかしようと思います。
タグ: 新規就農
関連記事