2019-11-27

徳之島へ行ってきた③ 鹿児島オリーブ

 徳之島の帰り道は、鹿児島県日置市の鹿児島オリーブさんを訪問。九州にはオリーブ栽培に力を入れている県がいくつかありますが、この鹿児島オリーブは日置市と銀行の官民連携で設立されたオリーブオイルの製造・販売会社。市が農家のオリーブ栽培を支援し、会社が買い取ってオイルを絞り販売する、小豆島システムを再現し設立5年目。市内で8,000本を栽培、昨年からオイルを絞り始め、今年は限定200本のオイルを販売。課題は色々あるようですが、傍から見ると順調な成長です。

木も順調に成長。直径10cmを超え、1本5kgくらい取れそうです。温暖で雨が多いせいか、南アルプスより成長が早いような。

 製造担当の安田さんに、搾油工場を見せていただき搾油機のノウハウを詳細に教えていただきました。ご自身で苦労しながら搾油されているので、調整の難しさや、機器の規格の話など、詳細なお話が聞けました。今までのオリーブ搾油所見学の中でも一番の情報量だったかも。ますます自分で搾油がしたくなりました。

私がお邪魔したことのあるオリーブ屋さんは、だいたい家族経営の農家なので、「会社」としての形態が新鮮でした。資金が潤沢で設備も揃っている。ビジネスとして大きくするのであればこの方法が正解でしょう。

本社直営ショップ。輸入オイルやオリジナル化粧品、さらにはワインも販売。


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