2018-06-16

スモモと小さな積み重ね

今週からスモモの販売を開始しました。

思いがけず成木を預かり、剪定、受粉、摘果、アブラムシ取りなど、オリーブの片手間に半年世話をしてきました。有機栽培(無農薬、無化学肥料)です。商品としては「無農薬」と言えない農水省のガイドラインがあるので、「栽培期間中 農薬・化学肥料不使用」となります。

有機栽培で育つのか心配でした。いま出荷しているレッドビュートは大丈夫でしたが、もう一つのレッドエースはふくろみ病で収量は半分以下です。私達にとってはメイン商品ではないので問題ないですが、農薬を使いたくなり気持ちも分かります。とはいえ、実際に有機で美味しく育てられたことは新米農家にとって小さな自信となりました。

小さな自信といえば、このスモモが道の駅で売れていることも自信になりました。プロの農家が何十パックと出品している中に割り込んで陳列して、価格も高めに設定したので、果たして売れるのか心配でしたが、すぐに完売となっています。売上金額としては大したことないのですが、嬉しいです。

さらに、南アルプスでお気に入りのパン屋さん、ベーカーリールーブルさんで、うちのスモモを使ったプチデニッシュを作ってくれました。大好きなパン屋さんなのでとても嬉しいです。

オリーブの木はまだまだ小さいけれど、ちょっとずつ、小さなことが積み重なって、日々充実しています。皆さんに感謝。


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