2021-11-02

有機JASをとろう6 加工食品

今までの記事で書いてきたのは、農産物の有機JASで、基本的には畑から収穫した野菜、果実のことになります。これを加工した場合、そのままでは「有機」「オーガニック」と名乗ることはできません。さらに「加工食品」の有機JAS認証が必要になります。うちではドライハーブなどは、オーガニックとつけずに原料表示欄に「オーガニックハーブ100%」と表記してきましたが、搾油機を導入し、加工場を持つことにしたので、加工食品の有機JAS認証を取得することにしました。

書類を提出して、実地検査を受けるという流れは農産物と同じですが、加工食品ならではのポイントを記載してみます。

  1. 生産管理者に食品製造・加工の実務経験があること
    3年以上の経験、もしくは大学等で関連科目を履修していることが必要です。私は自家製品の製造・販売を始めつつ、山梨大学の公開授業を履修しました。アラフィフが大学に通うのは新鮮な経験で楽しかったです。

  2. 原材料の95%以上が有機農産物、もしくは有機加工食品であること
    うちは原則として、自家農園の収穫物から製造する予定なので問題ないですが、多数の食材が必要な場合は、原料の入手に苦労するかもしれません。

  3. 製品のロット管理が必要
    製品が正しく有機加工食品であるかどうか、後からトレースできるように、製品にロット番号つける、もしくは、それに準じた管理が必要です。(例えば賞味期限から逆算して製造日を特定するなど) 衛生管理上でも必要なことではありますが、製品数が多い場合には結構な手間です。

農産物の認証取得経験があれば、さほど難しくはないと思いますが、農産物とは全く別の資料を作成するので、時間は倍かかります。さらに加工食品にも別途認証費用はかかるので、手間も費用も倍(痛い)

さて実地検査も無事に終わり、 無事に加工食品の有機JAS認証を取得しました! 食用油脂製造業の許可もとりましたので、これでオーガニック・オリーブオイルの製造販売が可能になりました~

 


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