2018-12-11

有機JASをとろう2 ポイント

有機JAS認証を取得するにあたり、私が悩んだポイントをご紹介します。

1.資材証明書が必須


ここが最大の課題でした。畑に投入する肥料や堆肥などは必ず資材証明書が必要になります。有機物のみを原料として製造され、化学物質が混入していないことを、製造者が証明する書類です。例:有機農業推進協会の見本 ホームセンターなどで売っている「有機100%」をうたった堆肥などは、メーカー資材証明書を出してくれないことが多いです。私は一度ももらえませんでした。連絡先がわからない、対応してくれない、送ってくれたのが肥料成分表だったりします。使用したい肥料が決まったら、先に資材証明書を貰えるかどうか確認の上、使用することが必須です。大丈夫だろうと思って投入して、資材証明書が入手できない場合、その肥料は「使用禁止資材」として取り扱われ、圃場はその段階で有機圃場と認められなくなります。農薬についても同様です。

2.緩衝地帯が必要


隣接の圃場が慣行栽培の場合、農薬等の飛散(ドリフト)を考慮して、隣接地から作物の間に、一定の間隔を開けて緩衝地帯を設ける必要があります。この「一定の間隔」というのが認証団体で異なりますので、植付けの前に確認が必要です。当園では原則5m以上の間隔を取るようにしています。

3.機材の洗浄が必要

有機栽培のみの農家で、機械も自分専用の場合は問題ありませんが、慣行栽培農家から機械を借りて使用する場合には、使用前に水による洗浄が必要です。また実地検査の際に、持ち主の許可を得て、その機械の現物確認をすることになります。レンタルなどの場合は不可能だと思いますが、事前に認証団体に確認したほうがいいでしょう。

以上、私が大変だと感じた点です。農林規格の条文だけでは明確に記載されていない、難解で理解できないこともあり、不明な点はいちいち認証団体に問い合わせる、というのが基本になります。


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