2021-04-17
オリーブオイル搾油所をつくろう1 タイミング
年始のブログに書いたとおり、この3ヶ月半は搾油所を作るために動いていました。資金調達、土地建物の確保、搾油機の選定、内装工事の見積、保健所の確認など事務仕事がたくさんありましたが、ついに搾油所を作ることに決定しました!🎉 せっかくなので搾油所ができるまでをシリーズ化して、レポートしようと思います。
さて最初に考えるべきはタイミング、いつ、つくるか。就農前の計画では最速でも来年以降の予定で、それまでは委託するつもりでした。まずは1トン以上の実の収穫が見込めないと投資回収は難しいと思います。車で1時間以内のところに委託できる搾油所があれば、当面そこにお願いするべきでしょう。小豆島をはじめとした産地には共同搾油所があったりして、1kg300円とかで搾ってもらえます。
しかし、ここ南アルプス市周辺にはない・・・ お願いできるところは高速飛ばして2時間はかかり、こちらの都合いいタイミングで持ち込むことはできません。昨年のように少量の試験的な搾油であれば、それでもいいですが、継続的な商品化は難しい。
タイミングの決め手は、営農スタイルかと思います。すでに他の作物で収入があり急がないなら、収量が1トン以上見込めるまで待って、その間の実は廃棄でもいいかもしれません。しかしオリーブ専業を目指すなら収量が上る前でも、実施してもいいかもしれません。なぜなら、オリーブの収穫時期10~11月には、どこの搾油所もフル回転します。委託、共同の搾油所で自分の都合の良い時に、自分のやり方で搾るのは難しいでしょう。オリーブ専業でやるなら、いずれ自前の搾油所が必要になるので、資金調達ができるなら早めの購入でも良いと思います。
そう、つまりタイミングはお金を用意できる時、です。
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