農地の探し方と新しい畑2019
何度か書きましたが、地縁のない新規就農者の最大のハードルは農地を借りることです。私は運良く良い畑を2017年、2018年と借りられましたが、今年は新しい畑を諦めていました。
近くの畑をグルグル回って、耕作放棄地らしき畑の地番を調べ、土地所有者を確認し、地域の農業員を通して、借りられないか打診してもらったのですが、全てNGでした。理由はそれぞれでしたが、やはり知らない人には貸せない、という雰囲気はありました。
接道がない、面積が小さいなど条件が悪い所なら借りられるかもしれませんが、すでに80アールの畑はあるので、「接道あり、20アール以上、もしくは現状の畑の隣接地」という新規就農者としては生意気な条件で探していました。畑仕事は長期間に渡ります。先のことを考えできるだけ集約・効率化しておきたいのです。もちろん現状の畑があるからこその条件であって、何もなければ条件が悪かろうと借りることになります。
ちなみに、農地というのは想像以上に、小さく、また接道がなく他の農地にかこまれ、図面上では立ち入りもできない土地が多いものです。これでは農業の効率化は仲々進まない…
さて、冬に多くの木を枯らしてしまったこともあり、今年は拡張しないで立て直しかなと思っていたのですが、現状の畑の地主さんから、他の畑も借りないかと?とお声がけいただきました。59アールと12アールの2枚、どちらも接道よく、場所も近い。もちろん、ありがたく、お借りすることにしました。59アールを5号、12アールを6号とし、これで私の畑は合計150アール、1.5ヘクタールになりました。1ヘクタールを直近の目標にしていたので、十分すぎる面積です。面積だけは一人前になりました!!
5号の方は半分の面積でまだ桃、サクランボ、柿が栽培されており、今後、地主さんと相談しながら、切り替えていくことになります。
6号はもと柿畑の耕作放棄地。以前と同じように抜根から進めて、秋植えを目指して作業進行中です。