2018-10-01
台風とオリーブ
台風21号と24号を振り返ってみます。
台風 | 21号 | 24号 |
オリーブ被害 | 支柱折れ 5本 | 支柱折れ 24本 うち幹折れ1本 |
最大瞬間風速 | 23.6m/s | 30.2m/s |
2日間雨量 | 79.5mm | 99mm |
※甲府気象台
21号は暴風域に入らなかった割には強い雨風となり、今回24号は暴風域に入ったため、21号以上の強さでした。
支柱折れとは、うちの場合、支柱の根本土との境目に風で負荷がかかり、折れることです。オリーブはまだ幼木で柔らかいので、写真のようにダランと寝ていますが、根にダメージがありそうです。1週間くらい経過観察します。
この支柱は1cmくらいで細いので、補強を進めていました。まだ全体の30%程度しか完了していないのですが、補強していても折れたのが8本ありました。支柱の組み方も今後の課題です。しっかりした太い木の杭を3本くらい使えばかなり強力ですが、コストが高い(1,200円✕600本=72万円)のと、固定しすぎるのも根の張りを弱くしてしまうのではないかと思い、適度な柔軟性をもつ竹で何とかしてみたいと思っています。
オリーブ栽培の地に山梨を選んだ理由の一つが、山に囲まれて台風被害の少ないことです。今回も強風はありましたが、南アルプスの山々が遮ってくれてました。うちはまだ実の収穫ができませんが、各地で収穫が始まったこの時期の被害は、想像するだけでも恐ろしいです。
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