2017-10-12
緑肥ヘアリーベッチ播種
有機栽培オリーブを目指しています。なので肥料も有機のみ使いますが、化成肥料に比べ成長は3割ほど遅いと聞きました。何か対策はないものか。
作付け前に土壌分析を発注した結果、窒素、石灰、苦土、カリが不足とのことでした。窒素は牛糞堆肥、石灰と苦土は苦土石灰、カリは草木灰を植付け時に施肥していますが、牛糞堆肥の肥料効果は計算上は足りているはずですが、堆肥なので計算値ほど効かない、効くのが遅いのではないかと思いました。
来年の窒素施肥として緑肥はどうだろうかと考え、検討の結果、窒素固定とカバーブランツを兼ねて、マメ科のヘアリーベッチ、商品名「まめ助」(雪印種苗)を5kg購入しました。
さて、先輩農家に相談すると、播種機を使ったほうがいいが、その前に耕運機で耕やす必要があるとのこと。
ほぼ初めての耕運機。植付けから約1ヶ月で雑草もそれなりに成長して手強い。播種範囲をならすだけでも丸一日ちょっとかかりました。そして振動と中腰での作業のため体中が痛い。
これは播種機。調べたら、「ベジタブルシーダー菜々子」というらしい。農機具にも色んな変わった商品名がありますが、なんで菜々子やねん。。。
こいつは種を容器にいれて押して歩くと、設定した間隔毎に自動的に種を落とし、覆土し、鎮圧までしてくれる優れもの。オリーブの間に、条間15cm畝間30cmで縦3列、横2列でゴリゴリまいて種4kg消化。言うほど楽ではなくて、耕運機が下手なため、土が硬かったり、草が残っていてけっこう押す力が必要です。
とはいえ半日かからず終了。なにより手まきだとムラがでるのを避けられるのがありがたい。ありがとう菜々子!
関連記事