2018-05-12

オリーブの個体管理

オリーブや他の果樹でも、栽培の方法という意味での栽培管理は、本なりネットなり何かしら情報があります。しかし、その栽培方法を記録するという事務作業についてはあまり情報がありません。有機JAS推奨の栽培記録管理ソフト「NORM」がありますが、使ってる人はあまりいなそう。今回はうちの管理方法をご紹介。

私たちの畑は南北向きに植えていて、圃場ごとに左上を始点として、縦列を数字で1から、横列をアフラベットでAから、これでエクセルのセルのようにA1,A2…、B1,B2… というように位置情報をきめています。1号圃場だと、A~E列の1~21行の長方形で5×21本=105本です。また、植付け順の単純な連番を個体番号としていて、位置情報+個体番号をベースに個体管理をしています。普段は個体番号では分かりにくいので、位置情報+品種+苗元 を見るようにしています。

これをGoogleドライブのスプレッドシートで作成して、畑でもスマホで読み書きできるようにしていて、記録したいことがあれば、畑のなかで書き込めるようにしています。

今までの100本ちょっとなら位置情報も頭ですぐ分かるのですが、600本になると、目の前のオリーブが何番か分かりません。2号、4号圃場は畑の形が長方形ではないのでなおさら。ということで、レーザープリンター+屋外用ラベルシートでラベルをつくり支柱に貼ってみました。

このラベルは、A列16行のルッカで、苗元はTMさん、*は間伐しないで残す予定の木、ということを示しています。これがあれば、葉の色が悪いな、虫がいたとかの情報を、スマホでA16の項目にすぐ書き込めるわけです。

しかし、実はこのラベルは2回目の挑戦。前回のはインクジェットで耐水性ラベルだったのですが、1週間で印字が消えるという悲しい結果だったので、レーザープリンターを購入しての再挑戦。たのむ、消えないで!!


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