2017-11-06

小豆島収穫研修

小豆島に収穫研修に行ってきました。

初日は新規店舗&工場をオープンされた岬工房さんを訪問。

スペインの古木が鎮座する店舗では、自社オリーブオイルの他、世界のおすすめオリーブオイル、さらには盆栽まで販売。訪問時は新漬けも売っていました。希望の方は搾油見学も出来るそうなので行ってみてはいかがでしょう。池田港からちょっと距離があるので車じゃないと難しいかも。

翌日からは研修先でひたすら収穫。研修と言っても基本はお手伝いで、作業の合間に色々教えていただく感じです。素人でも収穫速度は最低5kg/時間以上いきたい。名人は10kg/時間に達するらしいです。脚立の適切な置き場所がとれるとペースがあがってきます。

ちなみに最初の仕事は先日の台風で倒木した木の枝落とし。ここまでしないと再生できないそうです。ちょっと切ない…ですが、切り落とした大量の枝をいただきました。太木挿しに挑戦する予定です。

収穫はひたすら手でもぎ取って、腰につけた収穫袋に入れていく。ペースが良いとだんだん無の境地に。なにかの修行みたいですが、やはりオリーブ収穫は楽しいです。なんかすっきりするというか、8月からバタバタしていた頭の中が落ち着きました。今後のやる気も増して、いろいろ今後の計画をたてるにも良い時間でした。

合間に搾油を見学したり、貴重なノウハウを教えていただきました。兄弟子のような方ともいっしょに収穫できて、なんとなく仲間ができたような気分。自分たちが摘んだオリーブの搾りたてオイルというこれ以上はない極上お土産までいただきました。研修ありがとうございました!

宿はエアビーでteppenさんに。前回来たときも泊まったのですが、ホストの天辺さんの心のきれいさにひかれ再訪することに。前回お会いした移住した方もふくめ楽しく語ることもでき、忙しいながらも充実した島ライフを過ごしました。民泊なんでホテルのようなサービスはないですが、こんな景色がみられます。

5日間、ひたすら実をもいだ翌日は、ちょっとだけ観光で紅葉の寒霞渓に。

まだ色づきはじめくらいでしたが、その分、土曜日でも混雑せずロープウェーも待ち時間なしでサクッと見られてよかった。のぼっていくと寒霞渓を頂上にした巨大な花崗岩が海に沈んでいるのが小豆島なんだなって思います。この岩が削れてできた真砂土はオリーブには合っている。南アルプス市の土は扇状地の砂利土。礫質が多いという点では近いそうだが、じっさいの土はかなり違う。どういう違いがでるだろうか。

とそんなこんなで無事に南アルプスに帰ってきましたが、帰ったらまた収穫。来年借りる畑で、渋柿の最後の収穫のお手伝い。柿のお世話まで出来ないので収穫後は伐採します。20年くらいと聞きましたが、ながらくお疲れ様でした。


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