2018-08-28

オリーブの病気 梢枯病

梢枯病

オリーブのメジャーな病害の一つで、カビの一種がが枝先に侵入することで、枝先と葉が枯れていく病気で、全体に進行していきます。水不足による枯れは、葉が緑のまま両端が裏側へ丸まり、徐々に茶色く枯れていきますが、梢枯病は葉がいっきに茶色くなります。炭疽病と併発することもあるようです。5月から10月にかけて発生し、とくに梅雨時に多く発生します。

対処としては、枯れた枝先を剪定し、圃場外に持ち出す、もしくは農薬のトップジンM水和液を使用する、ことになっていますが、うちの畑では無農薬でやりたいため、剪定だけします。しかし今の所、その効果はなく100%全体が枯れてしまいます。

この木もおそらく完全に葉が落ちると思います。

発生状況から考えられる原因

・苗自体の強さ
2017年秋植えの苗には1本も発生しなかった。2018年の春植え苗に多く発生しているが、2018年に比べ、小さい苗だった。

・品種の耐病性
エンペルトレ、アスコラーナ、ミッションに多く、ルッカ、マンザニロに少ない。ルッカは全般的に病気に強く、ミッションが弱いというのが当てはまる。

・圃場の環境
以前、耕作放棄地だった圃場で少なく、慣行栽培から転換した圃場で多い。土壌の栄養分が足りていない可能性がある

今の所、枯れて枝を落とした苗から再度芽がでることを祈るくらいしか手立てがないが、今後の対策を検討していきたいと思います。


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