2018-04-01

2017年 冬のオリーブまとめ

山梨でオリーブ栽培をするにあたり一番心配なのは寒さ、冷害だったので、心配しながら観察をしていました。

12月から1月に入って寒さはピーク。最低気温はマイナス7.5度まで下がり、八ヶ岳おろしも最大瞬間風速20kmに達したりと過酷な環境。そんな中ですが、枝先の芽の部分こそ全て枯れ、葉の色が悪くなった木もありましたが、全体的には問題さそうでした。

2月に入って、2/4立春からやや寒さがやわらぎ、2/19雨水の頃には最低気温がマイナスにならない日も出てきて、これならもう大丈夫だろうと一安心、4号の植付け準備に集中していた3月3日。

葉が丸くなり色が薄くなる木が発生。ルッカ3本、ミッション1本の計4本。周辺の木は問題ないのですが、明らかにおかしい。水をやってみますが、3月16日にはほぼ全ての葉が枯れました。

枯れた枝は落としてあります。4月1日現在では、すべての葉が枯れ落ちています。原因不明で、この写真の1本は根本を掘り起こしてみましたが、私の目では判断できる材料はなし。強いていえば根が伸びてないくらい。

しきわら有り2本、なし2本とこちらも判断材料にならず。105本中の4本、同じ症状。

ちょっと思いついたのが、積算温度と同じ考え方で、低温積算という考え方はないのだろうか。ググると、果樹の加温時期のために山梨県の記録があるのですが、1月で終わってました。なので自分で調べることに。簡易に調べるために、甲府気象台の日毎の最低気温を積み上げ累計してみます。

 

縦軸が温度℃、横軸が日付です。年ごとの線グラフになっており、平均は過去10年間の最低気温の平均値を累計しています。2017年は過去3年と平均に比べて最も低く、累計マイナス180度に達しています。平年がマイナス100℃なので2倍近い。

また、寒さのピークは1月から2月中旬なのですが、最低気温積算で見ると、ピークは2月下旬になります。

うちの木たちも、例年より厳しい寒さのダメージが積み重なり、2月末で限界を迎え、3月3日の枯れ症状確認になったのではないでしょうか。もちろん、これだけでは判断できるものではないので、毎年見てみようと思います。たとえば最低気温積算がマイナス150℃を超えると冷害が発生する、などベンチマークができれば対処も考えられるかも知れません。

地元の方からも今年は寒いと聞きましたし、同じ山梨県の御坂オリーブさんも、寒さで1/3のオリーブが枯れたとFACEBOOKの投稿がありました。やはり山梨のオリーブ栽培には、寒さは大きな課題となりそうです。

 

【枯れた場合】2018/6/24追記

枯れた場合でも根が生きていれば復活します。枝をすべて落とし、主幹を50cm程度に切り詰めて水やりを続けて下さい。

早ければ、1ヶ月後で芽がでます(発芽タイミングはバラつきがあり、発芽しないこともあり)

さらに1ヶ月後 成長が早いパターンですが、ここまで伸びます。

主幹上部から発芽することもあるので、切り詰めすぎないほうが良いかもしれません。

 


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