2018-07-12

オリーブリースの作り方

オリーブリースの作り方です。

畑に植えたオリーブの剪定枝が出ましたので、リースにしてみました。
リースの作り方には色々な方法がありますが、今回はできるだけ少ない材料で、針金などを使用せず自然素材(麻ひも)だけを使うリースの作り方です。お子さんと一緒につくっても安全です。
【材料】
・オリーブの枝 20㎝以上、10本程度(枝の量や長さにによって出来上がりのサイズを変えれば、短くても少なくてもそれなりにできます)
・花切ばさみ
・麻ひも
【準備】
オリーブの枝は、剪定後、バケツなどに水を入れて水揚げしておきます。日が経つと枝が固くなってきて曲げづらくなるのと、葉っぱが落ちたり、新芽部分があっという間にしおれますので、剪定後2日以内に作成できればベストです。
難しい場合は、全体に霧吹きしてキッチンペーパーを濡らし、枝の切り口を保水した上で、ビニールに入れて冷蔵庫で保管しておくと1ヶ月程度、緑色が維持できます。
【はじめに】
・オリーブの葉は、作成時にも落ちますし、ドライになると葉っぱが丸まって、ぽろぽろ落ちやすいです。作成時に落ちる葉は、気にせずむしろ落としてしまいましょう。
・作成途中で、細かい粉のようなものが紙に落ちます。それはオリーブの枝の表皮です。作成時に枝同士がすれることで出るものです。
・諸説ありますが、オリーブに限らず、リースは全体的に葉の流れが時計回りになるように作成します。そのうえで、少し向きを変えたり遊びを持たせたり、ボリュームに強弱をつけたりしてアレンジするとやりやすいです。
【作成順序】
・作業スペースに新聞紙等を広げ、使用する枝と花切ばさみ、麻ひもを用意します。気になる方は、枝を全体的にサッと水を流して洗います。

・葉を選別します。虫がついていたり、葉っぱの色が悪い、などリースに入れたくないなと思う部分の葉を取ります。

しっかりした枝を2本選びます。これが、始点になります。その2本を少しずらして、きつめにねじります。

1本目と2本目をねじって、ひとつになったところへ3本目を追加します。3本目は、ねじった隙間に差し込み、またねじります。これを繰り返し、少しずつ長さをのばします。
始点から、最後の枝の葉先までが直線距離で80センチくらいになったら、大きさやボリュームが出来上がりのイメージに合うかどうか、最後の枝の葉先を始点に持ってゆくかたちで輪っかにしてみながら、調整します。
この時点で途中で外れてしまう部分は、やり直すか麻ひもで結んで留めます。調整が済んだら、先端の枝の先を始点側のねじねじの隙間に差し込んだりして、麻ひもで留めます。ドライになってくると枝が細くなるので、麻ひもはぎゅっときつめに。途中飛び出している枝をねじ込んだり、麻ひもで留めたりしてバランスを取ります。この時点で、さらに枝を追加→ねじる→麻ひも を繰り返すことも可能ですがあまりさわっていると、今まで作った部分が壊れるので程々にしましょう。
できあがり。出来上がりは外径25㎝くらいでした。

枝の残りや、短くて使わなかったものは オリーブのミニスワッグはいかがでしょう。まとめて結ぶだけ、簡単です。
枝の向きや長さなどを決めつつ、片手でまとめます。手元の、麻ひもで結ぶ部分の葉をすべて取り、麻ひもでぎゅっと結びます。この時、例えば枝が6本あったら、6本すべてをいきなり巻くのではなく、始めに枝の間に麻ひもをまたがせてから縛ると、ドライになって枝が細くなった時に抜けづらいです。
できあがり。

小さいスワッグは、モビールのようにぶら下げたり、照明につけたりしても邪魔になりません。照明に取り付ける際は、火災の原因にならないよう熱源からの距離を十分にとるなど気を付けてください。

おすすめオリーブ本

これならできる オリーブ栽培: 有機栽培・自家搾油・直売

新品価格
¥2,420から
(2020/10/10 08:10時点)

まるごと楽しむオリーブの本

新品価格
¥1,760から
(2020/10/10 07:58時点)

関連記事

コメント1件