オリーブの移植
うちの畑の植付け間隔は3m✕3m。成木になると狭いので、順次移植して間を空けること前提にしています。移植第一弾として、1年半前、2017年9月に植付たオリーブを移植してみました。
植えて5年以上経過した場合は、秋に根回しをして、春に移植をする方が良いと聞きますが、まだ1年半なのでそのまま掘ります。
最初に枝を半分程度落とします。上部の葉に水を送る根を切ることになるので、葉を減らしバランスを取るためです。
枝落とし後、穴をほります。幹を中心に直径1mの円にスコップを入れて周ります。
最初は水色に入れ、そのご斜めに入れて根を切っていきます。その後テコの力で持ち上げます。
こんな風に根鉢として掘り出せれば理想的ですが、なかなか上手く行きません。だいたいこうなります。
でも大丈夫。ちゃんと土を詰めてあげれば持ち直します。移植先まで運ぶ労力を考えると、むしろこちらのほうが良いかも。
根よりも大きくなるように十分な深さ、直径の植え穴を掘ります。このときは実験で竹炭を入れてます。深植えにならないように地面より握りこぶしひとつ分株元が上に来るように土を埋め戻していきます。この時に水を流し込み、隙間ができないよう根の間に土を詰めていきます。
支柱をたてて、水をたっぷりやり完成。ずいぶん雑なやり方ですが、4月20日に5本移植して、4本は元気に新芽を出しています。1本は葉が丸まってきて、いったん枯れそうですが、再生できるのではないかと思います。だいたい一ヶ月おくと定着したかどうか分かるようです。(移植直後ではうまくいったか分からない)
移植は春が良いということで4月に実施しましたが、うちのオリーブはまだ寒さから回復してなかったようです。完全に回復して、新芽をたっぷり出す6月まで待った方が良いのかもしれません、ということで、時期をいくつかに分けて実施してみます。
2019/8/4追記
その後、この移植5本中2本が枯れ、1本がだいぶ調子悪く枝を更に落として、8月1日頃新芽を出し始めた状況で、良くない結果。